UPS(無停電電源装置)とは、電源装置のことです。
使い切ったら充電して繰り返し利用できる二次電池などを用いて電力を溜めておく装置を備えており、メインの電源が何らかの事故で電力供給を受けられない場合に、一定時間にわたって一定の出力で電力供給を行う装置をUPSと呼びます。
対応可能な停電時間は数分から30分程度のものが多く、データセンターや病院など少しの停電も許容できない事業者は、長時間の停電に対応するため、発電機などを併用している場合がほとんどです。
またUPSは、静止型無停電電源装置と回転型無停電電源装置に分類されます。
前者は二次電池や近年開発の進んでいる電気二重層コンデンサという蓄電器などを意味し、後者は円盤を超高速回転させることで蓄電を行うフライホイールを用いたものを指します。
IDCフロンティアのすべてのデータセンターでUPSやGTGを設置しており、万一の商用電力停電時にも電力供給が可能となっています。
データセンターのUPS