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VIRTUAL BRIDGE(Interconnect:ATBeX) バーチャルブリッジ インターコネクト:ATBeX メリット・活用法
IDCフロンティアでは、データセンターやプライベートクラウド、国産のパブリッククラウドサービスである「IDCFクラウド」など、IDCフロンティア内のサービス同士をセキュアに接続する閉域接続サービス「バーチャルブリッジ」を提供しておりますが、アット東京との連携により、事業者を跨いだセキュアなDCIを実現することが可能になりました。
アット東京のデータセンターからIX事業者、各種クラウド事業者など、様々な拠点や事業者・サービスなどにセキュアに接続するネットワークサービス「ATBeX」と、IDCフロンティアの「バーチャルブリッジ」が相互接続されたことにより、両社の閉域接続サービスを利用したセキュアなDCI環境を構築することができます。
メリット
アット東京のデータセンターと国産クラウドで安心のマルチインフラ環境を構築
データセンターの需要はまだまだ拡大傾向で伸びていますが、
- 事業拡大に伴う、タイムリーかつ柔軟なインフラ拡張
- 大規模障害を想定したDR対策
- ベンダーロックインの回避
などの理由により、データセンターとクラウドサービスを組み合わせたマルチインフラの需要が高まってきています。
アット東京のデータセンターをご利用されているお客さまは、ATBeXを介して様々なクラウド事業者に接続することができるわけですが、今回ATBeXの対応事業者にIDCフロンティアが追加されたことにより、IDCフロンティアのパブリッククラウドサービス「IDCFクラウド」にも接続することが可能になりました。
アット東京の「ATBeX ServiceLink for IDCF」とIDCフロンティアの「バーチャルブリッジ(インターコネクト:ATBeX)」を組み合わせることにより、アット東京のデータセンターとIDCFクラウドをセキュアに接続したマルチインフラ環境を実現することができるのです。
IDCFクラウドを選ぶメリット
安心の国産クラウド
「IDCFクラウド」はパワフルなIaaS型クラウドサービスをシンプルな管理画面から自由に組み合わせて利用できる国産のパブリッククラウドサービスです。
パワフルなマシンの豊富なラインナップ
IDCFクラウドはわずか20秒でサーバーが作成できる、オールフラッシュディスクを採用した超高速・パワフルなクラウドサービスです。 フェイルオーバー機能が付いた安心の仮想マシンから、大容量のローカルディスクや超高速I/O処理に適した高性能タイプ、GPU専有型などのハードウェア専有型マシンまで、多数のマシンタイプのラインナップを揃えています。
ネットワークコスト高騰問題を解決
単一障害点のない完全冗長化の大容量・高速バックボーンネットワークに接続しており、大量のコンテンツ配信や急激なアクセス増にも余裕で対応することができます。 ネットワークサービスは、転送量上限のない標準の従量タイプに加え、100Mbps~500Mbpsから選択し固定の料金でご利用いただける定額オプションをご用意しています。
機能豊富な外資系のクラウドサービスですが、ご利用されるお客さまの事業成長に伴いネットワークトラフィックが急増し、また昨今の円安の影響を受け更にネットワークコストが高騰してしまう...といったお困りの声が聞こえてくるようになりました。 IDCFクラウドでご用意している定額オプションをご利用いただくことにより、これらのネットワークコスト高騰を回避したシステムを実現することが可能です。
活用法
遠距離のDCIを格安に
データセンターをご利用されるお客さまを取り巻く状況として、
- 耐障害性向上・DR対策の必要性
- データセンターの拠点冗長や事業者冗長のニーズ高まり
- データセンター需要増による、特に都心型のデータセンターの枯渇、大規模なラックスペースの拡張が困難...
といったニーズや課題が挙げられます。
アット東京の「ATBeX ServiceLink for IDCF」とIDCフロンティアの「バーチャルブリッジ(インターコネクト:ATBeX)」を組み合わせることにより、事業者を跨いだデータセンター間接続の需要にもお応えすることができます。
導入が容易で短納期
異なるデータセンター間を接続するためには、通信事業者の専用線を敷設する方法がありますが、回線や機器の手配、データセンター内の構内配線の設計や手配、工事事業者の調整など、多数の調整ごとが発生します。
一方で、「ATBeX ServiceLink for IDCF」と「バーチャルブリッジ(インターコネクト:ATBeX)」はサービスとして利用することができ、契約や調整の工数・手間を大幅に削減することが可能です。
また、サービス利用開始までのリードタイムも数営業日程度と、専用線を敷設する場合に比べて大幅に圧縮することが可能です。
特に遠距離のDCIを格安に!
異なるデータセンター間を接続する場合に手っ取り早く通信事業者の専用線を敷設する方法は、例えば都心エリア内や近距離のデータセンター同士を接続する場合には有効な方法のひとつであると思います。 一方、例えばDRを目的に、距離の離れた拠点のデータセンター間を接続する場合には、その距離に応じて専用線のコストが大幅にアップしてしまうということが課題になります。 「ATBeX ServiceLink for IDCF」と「バーチャルブリッジ(インターコネクト:ATBeX)」は双方の閉域網同士を接続したサービスなので、それぞれの拠点から閉域網サービスに接続すればOK。 拠点間の距離を気にせずご利用いただけるため、特に長距離間のDCIほどコストメリットが出るのです。