ビッグデータとは、これまでの処理ソフトでは扱いきれないほどの巨大なデジタルデータを指します。
たとえば、通販サイトなどで思いがけず表示されたおすすめ商品が自分の好みと合致していた、ということがあります。それは、購買履歴やサイト内のアクセス情報などのデータの集合体(ビッグデータ)をもとに、利用者の好みにあった商品やサービスをレコメンド表示しているのです。
このビッグデータは健康情報、位置情報、気象情報などを含む膨大なデータを活用し新たな市場の創出を実現する可能性をもっており、交通の混雑の予測、がん対策などにも研究の裾野は拡げられています。ほかにも経済の生産性、犯罪に公衆安全、自然災害や資源管理など、その可能性は無限大といえます。