APIとはApplication Programming Interfaceの略で、プラットフォーム側の汎用性の高い機能を外部から手軽に利用できるように提供する仕組みのこと。
サービス提供者側で特定の指示や命令などのプログラムをAPIで公開しておくことで、利用者であるソフトウェア開発者がすべての機能を最初から開発する手間がなく、開発工程の大幅短縮が可能です。
さらに、システム運用の自動化によって、コスト削減・運用負荷軽減などのさまざまなメリットがあります。
近年ではWeb APIが普及しています。これはAPIをHTTPなどのWeb技術を用いて構築されたものです。クライアントのコンピュータのプログラムからWebサーバーに対して必要なデータをHTTPリクエストの形で送信すると、目的のものが受け取れます。クライアントは、これをブラウザで表示したり、CSV形式等に変更して使用することができます。
開発のスピードアップやメンテナンスのしやすさから、多くのクラウドサービスでAPIが用意されているケースが増えています。
IDCFクラウドでは、オープンソースのCloudStack APIを無料公開することで、個別につくられたAPIに比べて汎用性が高く、さらに効率よく利用できます。
クラウドーサーバーの作成やスナップショットの取得やボリュームの追加、オートスケール (自動拡張・縮退)といった操作を、外部プログラムからAPIを使って直接クラウドリソースをコントロールすることができます。