LAMPとは、オープンソースソフトウェアの組み合わせを指す言葉(略称)です。
具体的にはOSのLinux、WebサーバーのApache、データベースのMySQL、プログラミングのPerl、PHP、Pythonを指します。
LAMPとはこれらの頭文字を取ったものです。いずれも、データベース連動型で動的なコンテンツを含むWebサイトの構築に適しており、かつ人気の高いものです。OSたるLinuxのディストリビューションにおいては、これらLAMPがセットとなって配布されているものもあります。
これらのソフトウェア群は、オープンソースソフトウェアであるためコストがかからないか、かかっても極めて低コストであるため、費用を軽減することができるとともに、高いカスタマイズ性を活かせるというメリットがあります。
半面、保証やサポートがないなど、運用管理面でのリスクが大きく、開発者、運用管理者には相応のスキルが必要となります。
データべースエンジンにPostgreSQLを使用する場合はLAPP、SQLiteを使用する場合はLASPなど、構成によって略称の変わる類似語が多く存在します。
また、相対するものとしてWISAがあり、これはOSのWindows Sever、WebサーバーのIIS、データベースのSQL Server、プログラミングのASP.NETを使用するもので、Microsoftの提供する技術でのWebサーバー構築を指します。