WordPress 基本操作サイトを構成するページの分類

掲載バージョン:WordPress 4.9.8 (2018年9月現在)

WordPressで構築されたサイトは、さまざまなページで構成されています。

投稿と固定ページ

WordPressでは、サイトで公開するページを用途に合わせて「投稿」「固定ページ」で作り分けることが可能です。

投稿

ページを「投稿」として作成すると、サイト上に時系列順に表示されます。

お知らせページなど、頻繁に更新を行うページを公開するために利用します。

固定ページ

「投稿」とは異なり、時系列順では表示されません。

自己紹介など、時系列に関係なく変化の少ない情報を公開するために利用します。

カテゴリ/タグ/アーカイブ

サイトを構成する投稿/固定ページは、それぞれの特性/用途に合わせて、カテゴリ/タグ/アーカイブで分類することが可能です。 理解して使い分けすることで、利用者にも管理者にも便利なサイトになります。

分類するメリット

  • サイトの利用者が、関連する投稿をタグやカテゴリから簡単にまとめ読みができる。
  • 投稿数が増えてきた場合でも、タグやカテゴリから投稿がみつけやすくなる。
  • 時系列の投稿をアーカイブからたどりやすくなる。

カテゴリ/タグの特長

 

タグ

カテゴリー

概念

記事に関連するキーワードの設定
記事内でよく使われている言葉を見つけやすくし、関連キーワードの記事間の横移動が可能

記事のジャンル分けの設定
ジャンルによって記事を分類することで、同じジャンルの記事間の横移動が可能

階層構造
(親子関係)

単純なキーワードの集まりのため、階層構造(親子関係)を持てない

親カテゴリー → 子カテゴリー のように、階層構造(親子関係)を持てる
大分類/中分類/小分類を設定可能

設定可能数

複数設定が可能

複数設定が可能

設定の
ポイント

1記事につきいくつ設定してもよいが、理想的なのは3つ程度
多すぎるとキーワードの重要度が伝わりにくく、利便性低下に繋がる
記事の中でメインで使用している一番重要なキーワードを設定する

1記事につき1つのカテゴリーが基本
SEO(検索エンジン最適化)的にも1つのみに絞ったほうが効果が高い

  • 投稿/固定ページが属するカテゴリ/タグは、作成の際に指定することができます。
  • 固定ページでは、初期状態ではタグはご利用いただけません。
    (プラグインなどの機能拡張でご利用いただけるようになります。)
  • カテゴリー/タグの名称は重複しないようにしてください。

投稿/固定ページを集約するアーカイブ

あるルールに従って集められた投稿一覧のリンク集のようなページです。
WordPressでは、投稿を作成すると、アーカイブのページも自動的に作成されます。

例えば、「月別」のアーカイブであれば、指定された月に投稿された投稿を一覧で表示するページが作成されます。同様に、年/日別のアーカイブなども作成されます。

また、カテゴリやタグでまとめられた投稿、サイト内検索の結果の一覧も、アーカイブの一つといえます。