Roundcube 1.2.x系 インストールSTEP3 インストール編

掲載バージョン:Roundcube 1.2.9 (2018年9月現在)

※ Roundcube 1.0.x系/1.5.x系は、Zenlogicの簡単インストール機能をご利用ください。

機能別マニュアル - Roundcubeの簡単インストール

サーバーでの準備が完了したら、Roundcubeをインストールします。

Roundcubeをインストールする

サーバーに設置したRoundcubeにアクセスし、インストール作業を行います。

1インストーラーにアクセス

STEP1 サーバー設定編」でRoundcubeのプログラムをアップロードしたディレクトリの、以下のURLにアクセスします。

https://(標準/独自)ドメイン名/インストール先ディレクトリ名/installer/index.php

2「Check environment」画面

サーバーやデータベースの準備が正しく行われていれば、「Check environment」画面でSQLiteに関する記述を除き「OK」が表示されます。

「NEXT」ボタンをクリックします。

「Check environment」画面
3データベース関連の設定

「Create config」画面の各項目を設定します。
まずは「Database setup」のセクションで、データベースに関連する項目を設定します。

データベース関連の設定
Database type 「MySQL」を選択します。
Database server

「127.0.0.1:(ポート番号)」を入力します。

※ポート番号には「STEP2 データベース設定編」でMySQLの初期化/起動時に確認したポート番号を入力してください。

Database name
Database user name
STEP2 データベース設定編」で設定した「User name」
Database password STEP2 データベース設定編」で設定した「パスワード」
4メール関連の設定

「SMTP Settings」のセクションで、メールに関連する項目を設定します。

メール関連の設定
smtp_server 「localhost」を入力します。
smtp_port 「587」を入力します。
Use the current IMAP username and password for SMTP authentication チェックを入れます。
5言語の設定

「Dislpay settings & user prefs」のセクションで、「language」の項目に「ja_JP」を入力します。

言語の設定
6プラグインの設定

「Plugins」のセクションで、「archive」の項目にチェックを入れます。

プラグインの設定
6設定の保存

すべての設定が完了したら、最下部の「CREATE CONFIG」ボタンをクリックします。
設定が保存されます。

設定の保存
7保存の確認

設定の保存が正常に完了したら、メッセージが表示されます。
最下部の「CONTINUE」ボタンをクリックします。

保存の確認
8データベースの初期化

「Test Config」画面に遷移します。

Roundcubeで使用するデータベースの初期化を行います。
「Check DB Config」の項目の「Initialize database」ボタンをクリックします。

データベースの初期化

初期化が正常に行われると、「DB Schema」などの項目に「OK」が表示されます。

データベースの初期化
9メールの送信テスト

SMTPを利用したメールの送信テストを行います。
送信テストに必要なメールアドレスの情報を入力し、「Send test mail」ボタンをクリックします。

メールの送信テスト
User

メールを送信するために、メールサーバーにログインするためのアカウント名です。
「登録ずみのメールアカウント@設定ドメイン名」を入力します。

※ メールアドレスとして使用するものを、ログイン時のユーザー名としても使用します。

Password アカウント名(ユーザーID)に対するパスワードを入力します。
Sender 差出人のメールアドレスを入力します。
Recipient テストメールの送信先のメールアドレスを入力します。

初期化が正常に行われると、「SMTP send」の項目に「OK」が表示されます。

メールの送信テスト
10IMAPでのログインテスト

IMAPを利用した受信メールサーバーへのログインのテストを行います。
メール受信時に必要な情報を入力し、「Check login」ボタンをクリックします。

IMAPでのログインテスト
User

メールサーバーにログインするためのアカウント名です。
「登録ずみのメールアカウント@設定ドメイン名」を入力します。

※ メールアドレスとして使用するものを、ログイン時のユーザー名としても使用します。

Password アカウント名(ユーザーID)に対するパスワードを入力します。

初期化が正常に行われると、「IMAP connect」の項目に「OK」が表示されます。

IMAPでのログインテスト
11インストール完了と不要ファイルの削除

テストが完了したら、インストールは完了です。
インストール時にアクセスした以下のファイルを、FTPで削除します。

/インストール先ディレクトリ名/installer/index.php

※ このファイルを残しておくと、セキュリティに問題があるため、必ず削除してください。

以上でRoundcube 1.2.x系のインストール作業は完了です。