Roundcube 1.2.x系 インストールSTEP2 データベース設定編

掲載バージョン:Roundcube 1.2.9 (2018年9月現在)

※ Roundcube 1.0.x系/1.5.x系は、Zenlogicの簡単インストール機能をご利用ください。

機能別マニュアル - Roundcubeの簡単インストール

Roundcubeは、設定データの保存/管理にデータベースを利用します。
「MySQL」「PostgreSQL」「SQLite」の3種類のデータベースに対応しています。

ここでは「MySQL」を利用した手順をご案内します。

データベースを起動する

Zenlogicでデータベースをご利用でない場合は、初期化/起動が必要です。
下記ページを参考に「MySQL5.7」を初期化/起動してください。

機能別マニュアル - データベースの初期設定

※ データベースの初期設定を行う際、「ポート番号」の変更は不要です。

管理ツールをインストールする

データベースの設定には、データベース管理ツールをご利用ください。

Zenlogicでは、「MySQL」の管理ツールとして「phpMyAdmin」の簡単インストール機能をご提供しています。
画面の指示に従ってインストール先を設定するだけで、「phpMyAdmin」をご利用いただけます。

機能別マニュアル - phpMyAdmin の簡単インストール

データベースを設定する

Roundcubeのプログラムがデータベースを利用する際に必要な情報を設定します。
この情報は、Roundcubeのインストールの際にも利用します。

データベース管理ツール「phpMyAdmin」を利用した設定手順をご案内します。

1「phpMyAdmin」にアクセス

簡単インストール機能でインストールしたデータベース管理ツール「phpMyAdmin」にアクセスします。

ユーザー名/パスワードの入力が必要ですので、以下の情報を入力します。

「phpMyAdmin」にアクセス

ユーザー名

初めてアクセスされる場合は「root」を入力します。

パスワード

データベースの初期設定の際に設定したパスワードを入力します。

※ 2回目以降のアクセスは、本ページ内でご案内する手順で発行したデータベースユーザーのID/パスワードをご利用ください。

2設定メニューへのアクセス

phpMyAdminの画面が表示されたら、画面上部のユーザーに関するメニューをクリックします。
次の画面で「Add user account(ユーザーを追加する)」をクリックします。

設定メニューへのアクセス

※ phpMyAdminのバージョンによっては、メニュー名が英語表記(例:User account)の場合があります。

3データベースの設定

以下の項目を設定し、「実行」ボタンをクリックします。

※ 「User name」「パスワード」は必ずメモしておいてください。

データベースの設定

ログイン情報

User name

「テキスト入力項目の値を利用する」を選択し、テキストエリアに文字列を入力します。

Host name

「ローカル」を選択します。

パスワード

「テキスト入力項目の値を利用する」を選択し、テキストエリアに文字列を入力します。

「生成する」ボタンをクリックすると、セキュリティが高いものをphpMyAdminが自動的に生成します。

データベースの設定

Database for user account

「同名のデータベースを作成してすべての特権を与える」にチェックを入れます。

グローバル特権

「Check all」をクリックします。

※ 「phpMyAdmin」では、データベースのユーザー登録と同時に、同じ名前のデータベースの作成が可能です。

4設定完了

データベースが正しく設定されると、完了メッセージが表示されます。

設定完了