Interop Tokyo 2011コンファレンス「データセンターの技術と運用」にて講演
2011年06月09日
6月7日に開催された、Interop Tokyo 2011のコンファレンス「データセンターの技術と運用」で、日本データセンター協会(JDCC)の運営委員で国際競争力ワーキンググループリーダーである、事業企画本部技術企画部 部長の山中敦が講演を行ないました。
JDCCの運営委員長で東京大学大学院教授の江崎浩氏をモデレーターに、「東京都環境条例への具体的対応方法」と題し、2008年に改正された東京都環境確保条例に対して東京都と協力・連携しながら事業者団体として提言し、その制度運用の具体案についても提案を行った環境政策ワーキンググループの活動状況と成果について述べました。
また、従来型のオフィスでのサーバー運用から、最新の空調設備・電源設備を備えたデータセンターにサーバーを移設することで、電力消費を大幅に削減できる集約効果や、仮想化技術によるエネルギーの効率化、制度運用のガイドラインについて紹介をいたしました。
山中は、講演を通じ「環境確保条例への対策を通じて、東京都との連携・協力を深め、制度運用に関する具体策の提言を行っていくことで、CO2排出総量の削減と高効率なデータセンターへのサーバー移設を更にアピールしていきたい」と結びました。
IDCフロンティアは、今後もJDCCでの活動を通して、データセンター業界が直面する問題解決に積極的に取り組んでいくとともに、こうした機会を利用して積極的に情報発信を行い、CO2排出総量の削減につながる、データセンターおよびクラウドコンピューティングサービスの利活用を推進していきたいと考えています。