プレスリリース(2012年)

IDCフロンティア、セルフポータル型クラウドサービスをRightScale 経由で試験提供開始

API も公開しシステム自動化による運用負荷軽減を実現

2012年02月15日

株式会社IDCフロンティア(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:真藤 豊、以下IDCフロンティア)は、かねてより連携を進めておりました、クラウド管理ソリューションベンダーの米国RightScale®社(ライトスケール、本社:カリフォルニア州サンタバーバラ、代表取締役 兼 最高経営責任者:マイケル・クランデル、以下RightScale社)のクラウド統合運用管理ツールであるRightScale Cloud Management Platform (以下、RightScale Platform)へ、セルフポータル型のクラウドコンピューティングサービス(以下、クラウドサービス)の提供を試験サービスとして2月15日より開始します。

また、クラウドサービスをコントロール可能なAPI*1も試験公開*2し、これにより、RightScale Platformのマルチクラウド管理機能を通じて、提供事業者を超えた各国のクラウドサービスや、パブリック/プライベートクラウドを問わないITインフラの統制と、APIを用いたプログラミングによるシステムの自動化により、インフラ構築・運用の効率化、調達コストの削減効果が期待できます。

ITインフラにおける企業のクラウドサービスの利用は年々拡大しており、提供するサービスも日本発から海外への展開、また海外から国内へ進出するなど、国境を超えた地域を問わない提供形態が増えています。このような中、IDCフロンティアは、国内では先駆けとなる2009年6月から、国内データセンターでIaaS型パブリッククラウドの提供を開始し、「世界標準クラウド」「多様なバリエーション」「日本品質の信頼性」をコンセプトに、SLA99.99%など高い品質を求める国内の利用者へクラウドサービスを提供してまいりました。

既に、数千におよぶ利用者がRightScale Platform経由で360万台以上のサーバーを稼動させており、海外の利用者からは日本でのサービス展開におけるクラウドサービスとしてIDCフロンティアのクラウドサービスが選択でき、国内の利用者は欧米・アジア各国のクラウドサービスと一括したITインフラの管理が可能となります。今回の試験サービスを通じ、お客様からのご意見をいただくことで、4月に開始予定の本格サービス提供に向けた開発に活かしたいと考えています。

尚、RightScale Platform経由での利用、およびAPI利用における特長は次の通りです。

1.大量のサーバーを用いた大規模システムの管理・運用が少人数で可能
2.国内外のクラウド事業者間、パブリック/プライベートを問わないインフラの統制
3.サービスのピークに応じたサーバーの自動拡張・縮退(オートスケール)
4.OSイメージやアプリケーション設定のテンプレート化によるサーバー構築の省力化
5.外部プログラムからAPIを通じたクラウドサービスのコントロールによる自動運用

以上


*1 API:Application Programming Interface
*2 APIの公開は2012年2月17日開始予定

【IDCフロンティアについて】(http://www.idcf.jp)
社名:株式会社IDCフロンティア(IDC Frontier Inc.)
代表者:代表取締役社長 真藤 豊
事業内容:データセンター事業、ホスティング事業、IPネットワーク事業、コンサルティング、システム構築・運営、その他
株式会社IDCフロンティアは、日本のビジネスシーンの発展と活性化を支える情報技術基盤を提供しています。長年の経験で培った高信頼データセンターを全国9箇所で運用しており、SaaS/PaaS/IaaS に代表される高付加価値サービスの開発と提供に取り組み、ビジネスユーザーのクラウドコンピューティングやオープンプラットフォームの利活用を推進しています。
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