ソフトバンクIDC、NEDO技術開発機構の
「グリーンネットワーク・システム技術研究開発プロジェクト」の委託先として選定される
2008年08月07日
ソフトバンクIDC株式会社(代表取締役社長:真藤 豊、本社:東京都新宿区、以下ソフトバンクIDC)は、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下NEDO技術開発機構)の事業、「グリーンネットワーク・システム技術開発プロジェクト(グリーンITプロジェクト)」の委託先のひとつに選定されましたのでご報告いたします。
本プロジェクトは、IT機器の電力消費が今後急増することが懸念される中、データセンターおよびネットワーク・ルーターの年間消費電力量を30%以上低減する革新的省エネルギー技術の技術開発を行うことを目的とした事業です(事業詳細については、NEDO技術開発機構の報道資料を参照願います)。ソフトバンクIDCは独立行政法人産業技術総合研究所と共に『エネルギー利用最適化データセンタ基盤技術の研究開発』の中の「データセンタモデル設計と総合評価」をテーマとする事業に取り組みます。
ソフトバンクIDCは、データセンター事業を通じてビジネスの安心・安全を確保し、また、省エネルギーに積極的に取組むことで、企業と社会の発展と創造に貢献していきたいと考えております。今回の事業を通じ、IT基盤としてのデータセンターの基盤技術の整備に貢献するとともに、この経験をよりよいデータセンター運営へと結び付けてまいりたいと考えております。
以上
【独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構】
設立: 平成15年(2003年)10月1日
理事長: 村田 成二
事業内容:
・研究開発関連事業
・新エネルギー・省エネルギー導入普及関連事業等
・京都メカニズムクレジット取得事業
ホームページ:http://www.nedo.go.jp/
NEDOは、日本の産業技術とエネルギー・環境技術の研究開発及びその普及を推進する我が国最大規模の研究開発マネジメントの中核的な機関として、産業競争力の強化とエネルギー及び地球環境問題の解決という非常に重要なミッションを担っています。
【独立行政法人産業技術総合研究所】
設立: 2001年4月
理事長: 吉川 弘之
事業内容:
ホームページ:http://www.aist.go.jp/index_ja.html
産業技術総合研究所は、旧通商産業省(現経済産業省)工業技術院所属の15研究所と計量教習所が母体となって2001年4月に設立された日本最大級の公的研究機関です。我が国の産業競争力の強化と新規産業の創出につながる先端技術や革新的技術のシーズ探索とその応用技術開発を目指して研究開発を推進しています。現在、「ライフサイエンス分野」、「情報通信・エレクトロニクス分野」、「ナノテクノロジー・材料・製造分野」、「環境・エネルギー分野」、「標準・計測分野」、「地質分野」の6分野で研究開発を行うほか、産業界等との連携の下、共同研究や技術移転にも力を注いでいます。
【ソフトバンクIDC株式会社】
社名: ソフトバンクIDC株式会社(英文社名 SOFTBANK IDC Corp.)
設立: 1986年11月17日
代表者: 代表取締役社長 真藤 豊
事業内容: 届出電気通信事業者
データセンター事業、IPネットワーク事業、コンサルティング、システム構築・運営、その他付帯する一切の業務
ホームページ: http://www.sbidc.jp
ソフトバンクIDCは全国9ヶ所でデータセンターを展開する国内最大級のデータセンター専業会社です。現在1,600社以上のお客様へネットワークセキュリティや運用監視を含む高品質のデータセンターソリューションを提供しています。高規格な設備に加え67Gbpsの大容量バックボーンを有し、ISO27001およびITIL※準拠の運用フレームワークに基づいて専門技術者が24時間365日お客様機器の保守・運用・監視を行うなど高品質なマネージドサービスを特長としています。
※:ITIL:IT Infrastructure Library:イギリス政府が策定した、コンピュータシステムの運用・管理業務に関する体系的なガイドライン。