【新プラン追加】IDCF プライベートクラウド TypeV 2020 Miniを提供開始
2021年05月20日
IDCF プライベートクラウドの新プランとして「IDCF プライベートクラウド TypeV 2020 Mini(以下、Mini)」のご提供を開始しました。
従来からご提供している、大規模なシステム環境の構築に対応した「IDCF プライベートクラウド TypeV 2020(以下、TypeV 2020)」に続き、ラインアップの拡充を行いました。
「Mini」では、VMware社の仮想化技術を採用することによる使い勝手の良さはそのままに、小規模なシステム環境の構築にも適した基盤をご提供します。
これにより、予算や規模、用途に応じた使い分けが可能となり、加えて、「TypeV 2020」や当社の他サービスと組み合わせることで最適な構成が実現可能となります。
「Mini」を活用した利用シーンをご紹介します。
1.本番環境とDR環境
課題
・DR環境は本番環境よりも規模を抑えたい
・本番環境は既存機器をそのまま利用したい
・本番環境とDR環境間のデータレプリカに既存ストレージの仕組みを活かしたい
提案
・本番環境は「TypeV 2020」で、DR環境は「Mini」で構成
・または本番環境をハウジング機器で構成すれば本番機器の継承も可能
・物理ストレージを両環境でハウジング
・相互接続はバーチャルブリッジによるデータセンター間接続
効果
・回線やDR環境側の資源コストを抑えつつ、既存の運用継承が可能なDR構成の実現
2.データ解析基盤
課題
・本番系に負荷をかけず事業データのビッグデータ解析をしたい
・需要が不透明なので自社資産として機器を持ちたくない
提案
・本番系をハウジング機器で、解析基盤を「Mini」で構成
・「Mini」は契約期間を1年から5年まで、1年単位で選択可能
・「Mini」は小規模ながらCPU/メモリ容量は「TypeV 2020」と同等
・相互接続はバーチャルブリッジによるデータセンター内構内接続
効果
・小規模ながら高い計算能力を活かして解析基盤コストの削減を実現
・契約増減で需要に応じた基盤の強化が可能
3.仮想デスクトップ基盤
課題
・在宅勤務の長期化に伴いVPNに代わる情報セキュリティを担保できる環境が必要
・DaaSは融通が利きにくく、ユーザーデータ用ファイルサーバーの置き場が課題
・小規模利用なのでVDI基盤(仮想デスクトップインフラストラクチャ)に多大な投資ができない
提案
・既存ファイルサーバー、関連サーバーをハウジング、VDI基盤を「Mini」で構成
・相互接続はバーチャルブリッジによるデータセンター内構内接続
効果
・既存のファイルサーバーや関連サーバーを継続利用することで、情報系システムの使い勝手も継承可能
・データ集約による在宅勤務での情報漏洩などセキュリティ対策の実現
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その他にも以下のような活用方法があります。
ー部門単位で運用管理されている小規模業務システムの基盤運用アウトソース化
ークラウド化の検討に向けたオンプレミスとの差異、機器・仕組み継承可否など機能運用面の検証用途
ー冗長性が確保できていない小規模仮想化基盤の冗長性確保と基盤運用アウトソース
ご不明点やご相談についてはお気軽にお問い合わせ下さい。
今後もお客さまのご利用用途に合わせたサービス増強を予定しております。
ご期待ください。
料金・仕様一覧
TypeV 2020 | TypeV 2020 Mini | |
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料金 | ||
契約期間 | ||
基本構成クラスタ | ||
ー クラスタを構成するESXiホスト | ||
ー ホスト仕様(CPU) | 16core x2ソケット 合計32core |
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ー ホスト仕様(メモリ) | ||
ー ホスト仕様(内蔵DISK) | ||
オプション | 6台より大きい台数のホストのクラスタを構成する場合に1台単位でホストを追加するためのもの |
*1: キャパシティ用x2の時はキャッシュ用x1、キャパシティ用x4の時はキャッシュ用x2
*2: ホスト台数は3台固定で追加不可、クラスタ数も1固定で追加不可