【セミナーレポート】マルチクラウド運用管理ツール『Scalr』セミナー
2013年06月10日
6月3日・4日の2日間にわたり開催された「マルチクラウド運用管理ツール『Scalr』セミナー」。 両日とも多数の方にご参加いただき、盛況のうちに終了いたしました。
◆6月3日(火) 『Scalr』ビジネスセミナー
主催: Scalr Inc. , クリエーションライン株式会社 , 株式会社IDCフロンティア
セミナー一日目は、Scalr(スケーラー)社のCEO、Sebastian Stadil(セバスチャン・スタディール)氏による講演をメインとしたプログラムです。シリコンバレーのコミュニティ”Silicon Valley Cloud Computing Group”の主催者でもあるStadil氏の初来日講演ということで、定員を超えるお申し込みをいただきました。満席の会場からは、最新の米国クラウド事情やScalrへの関心の高さが感じられました。
Stadil氏は、国内では情報が少ないAWSやGoogle Compute Engineなどのクラウドサービスの性能や特長の評価および対応結果などを交え、Scalrの活用方法や今後の予定を紹介し、参加者の注目を集めていました。
続いて、「IDCフロンティアアップデート」として弊社技術本部 サービス開発部の寺門が講演させていただきました。白河データセンター稼働開始によるメガ拠点完成とその有用性のご説明、オンラインゲーム会社のお客様事例を使ったクラウドの利用方法や具体的な構成のご紹介、さらに、データセンターとクラウドをそれぞれ独立したものでなく、シームレスにご提供できる弊社の特長をお話させていただきました。
セミナーの前後に設けられたSocial networking timeでは、Stadil氏を含め、主催者と参加者が和やかな雰囲気で情報交換し、有意義な時間を共有することができました。
◆6月4日(火) 『Scalr』テクニカルセミナー
主催: Scalrユーザ会
セミナー二日目は、Scalr社のエンジニアが直接レクチャーするハンズオン形式で開催しました。3時間じっくりとScalrに触れていただいたことで、参加者の皆様にはScalrをぐっと身近に感じていただけるようになったかと思います。
操作法に留まらず、Scalrの持つ可能性や活用のヒントが詰まったセミナーとなりました。
【プログラム】
・基本編:Scalrによる簡単なWebアプリケーションの設定について
・エッセンシャル編:ロールのカスタマイズ、日常のオペレーションについて
・上級編:既存インフラストラクチャのScalrへのマイグレーションについて
・エキスパート編:先進のクラウドオーケストレーション、VPCについて
セミナー全体を通して、ご参加いただいた皆様には、Scalrの魅力を存分に感じていただけたのではないでしょうか。
IDCフロンティアは、今後もこうした機会を利用して情報発信に努めるとともに、クラウドコンピューティングサービスの提供を通じて、クラウドビジネスの活性化とオープンソースコミュニティの発展に寄与していきたいと考えています。
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