DatacenterDynamics(サンフランシスコ)にて講演
2011年07月06日
6月30日に米国カリフォルニア州サンフランシスコで開催されたDatacenterDynamicsで、日本データセンター協会(JDCC)の運営委員で国際競争力ワーキンググループリーダーである、事業企画本部技術企画部 部長の山中敦が講演を行ないました。
「The Realities of Disaster Recovery: How the Japan Data Center Council is Successfully Operating in the Aftermath of the Earthquake」(邦題:DRの実態:震災後におけるJDCCの取組み)と題し、東日本大震災で日本国内のデータセンターが実際にどのような状況に陥ったのか、またそれらを今後どのように乗り越えようとしているかについて述べました。
山中は、講演を通じ「東日本大震災は東北地方太平洋側を中心に大きな被害をもたらした。しかし日本のデータセンターのほとんどが、高い耐災害技術や日常の訓練により正常なオペレーションを継続しており、図らずも日本の高い技術力が立証される形となった。電力不足に対してもJDCCを通じ業界が一体となって乗り越えようとしている。データセンターの東京一極集も地方分散がこれからさらに進んでいくだろう。これからも今回の大震災で日本のデータセンター業界が経験したことを海外データセンター業界と情報共有していくので、貴国内でのDR/BCP構築や強化に役立ててほしい」と結びました。
IDCフロンティアは、今後もJDCCでの活動を通して国内データセンター業界の活性化に力を尽くしていきたいと考えています。