Next Generation Data Center パネルディスカッションに参加
2010年07月26日
株式会社IDGインタラクティブが主催する「Next Generation Data Center 2010」が、7月22日、23日の2日間の日程で東京ミッドタウンにて開催されました。そのクロージングセッション「どうする!? ニッポンのデータセンター」に、ビジネス開発本部長の中山一郎がパネリストとして参加しました。
本格的なクラウド・コンピューティングの時代を迎え、日本のデータセンター事業の国際的な競争力の獲得が課題となっています。国際的な競争力を獲得するにはどうすべきか、また、日本がリーダーシップを発揮できる可能性はないのか、IDGインタラクティブの吉田聡氏の進行のもと、株式会社インターネットイニシアティブの山井美和氏、日本アイ・ビー・エム株式会社の小池裕幸氏、そしてIDCフロンティアの中山一郎がそれぞれの立場から意見を発表しました。
パネルディスカッションを通じ、ITはすべての産業で活用される基盤であり、そのITの基盤を支えるためにも日本のデータセンター事業が国際競争力を獲得することが期待される。また、もともと日本データセンターサービスは電力供給、運用や保守の面で高品質なサービスを提供しており、この高品質なサービスをよりリーズナブルな価格で提供することによって国際的な競争的が獲得でき、世界的にもリーダーシップを発揮できる可能性がある、ということが確認されました。そして事業者は、よりよいサービス提供の開発のため競争しつつ、電力コストの削減や建設価格の圧縮などコストの低減の分野においては協力して問題解決に取り組む必要があるという結論に至りました。
IDCフロンティアは、今後もこうした機会を利用して情報発信に努めるとともに、関連事業者と協力しデータセンター事業の活性化に力を尽くしていきたいと考えています。