仮想ライブ空間の「SHOWROOM」がIDCFクラウドを採用し、ネットワーク通信料を半減
2017年02月13日
SHOWROOM株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:前田 裕二、以下SHOWROOM)が運営するライブ動画ストリーミングプラットフォーム「SHOWROOM」のサービス基盤としてIDCフロンティア(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:石田 誠司、以下IDCF)のIDCFクラウドが採用されました。SHOWROOMは、IDCFの高速大容量のインターネット回線の強みを活かし、ネットワーク通信にかかるコストを従来の約半分に削減しました。
DeNAのライブ配信ストリーミングプラットフォーム事業として誕生したSHOWROOMは、2015年8月に分社化し、アイドルやプロ野球中継など、幅広い動画のライブ配信プラットフォーム(サービス名:「SHOWROOM」)を運営しています。
SHOWROOMは、当初海外のクラウドサービスを利用していましたが、サービスの拡大に伴い増大するトラフィック量に比例し、ネットワーク通信料も増え続けていました。また、大量のトラフィックを捌くためにネットワークパフォーマンスの高いサーバーを利用した結果、メモリやコンピューティングといった部分ではオーバースペックとなっていたことも課題でした。
そこでIDCFは、IDCFクラウド標準の共有型接続ではなく、インターネットバックボーンをSHOWROOMのサーバー環境に直結させるカスタム構成を提案しました。ネットワーク通信料を安価にご利用いただきコストの半減を実現するとともに、ライブ配信特有の大量トラフィックをルーター能力のボトルネックなく捌くことができるネットワーク環境をご用意しました。
さらにIDCFクラウドのサーバーはネットワークパフォーマンスがサーバーのスペックに依存しないため、サーバーのサイジングを最適化することができ、サーバーコストの削減にもつながりました。
■SHOWROOM R&D事業部部長 佐々木康伸氏のインタビュー記事
https://www.idcf.jp/case/showroom/
<企業情報>
【SHOWROOMについて】(http://showroom.co.jp/)
社名:SHOWROOM株式会社(SHOWROOM Inc.)
代表者:代表取締役社長 前田 裕二
DeNAのライブ配信ストリーミングプラットフォーム事業として誕生し、2015年に株式会社化。アイドルやプロ野球中継など、幅広い動画のライブ配信プラットフォームを運営しています。
有名人だけでなく、一般ユーザーもライブ配信が可能で、配信を視聴するユーザーはアバターで参加し、バーチャルギフトやコメントを通じて配信者とコミュニケーションができるインタラクティブなストリーミングプラットフォームです。
アーカイブは行わず、ライブならではの双方向性・同時性・親密性によってユーザーの高いエンゲージメントを醸成、「イベント」という仕組みを通じ、配信を行う表現者の夢や目標の実現を応援しています。
【IDCフロンティアについて】(https://www.idcf.jp)
社名:株式会社IDCフロンティア(IDC Frontier Inc.)
代表者:代表取締役社長 石田 誠司
事業内容:クラウドコンピューティング事業、データセンター事業
株式会社IDCフロンティアは、Yahoo! JAPANグループのクラウドコンピューティングとデータセンター事業を担う戦略的子会社として、クラウド、ビッグデータ分析、ネットワークセキュリティ、ハウジングなどのITインフラを提供しています。国内最大規模を誇る広帯域のバックボーンネットワークと圧倒的な拡張性を持つ最新鋭のデータセンターを首都圏・東日本・西日本で展開しており、サーバーセンターからデータを集積するセンターへの変革を推し進め、お客さまの課題を解決するとともにデータが生み出す新しい価値を提供しています。
<リリースに関する報道機関からの問い合わせ先>
■IDCフロンティア 広報グループ
メールアドレス:pr@idcf.jp