プレスリリース(2016年)

「白河データセンター」がASPICクラウド・IoTアワード2016「総合グランプリ」を受賞

運用部門でもクラウド運用サービスが準グランプリを同時受賞

2016年10月27日

株式会社IDCフロンティア(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:石田 誠司、以下IDCF)は、特定非営利活動法人ASP・SaaS・IoT クラウド コンソーシアム(東京都品川区、会長:河合 輝欣、以下ASPIC)が主催する「第10回 ASPICクラウド・IoTアワード2016」において、「白河データセンター」がデータセンター部門の「総合グランプリ」を受賞しました。

ASPICクラウド・IoTアワードは、各分野の有識者から構成された委員会が、日本国内で提供されているクラウドサービスやデータセンター、IoTサービスおよびそれらを利用するユーザー企業から社会に有益かつ優秀なものを選定・評価するもので、ITインフラ関連業界の活性化や市場の創造、また社会情報基盤としての発展や利用企業の事業拡大支援などを目的としています。

IDCFは今回、データセンター部門に加え、クラウド運用の視点で優良なサービス提供を行う企業を表彰する運用部門においても「準グランプリ」を受賞し、2部門での同時受賞となりました。同アワードにおける「総合グランプリ」の受賞は、2014年(第8回)のデータセンター部門における「北九州データセンター」、2015年(第9回)IaaS・PaaS部門での「IDCFクラウド」に次ぎ3回目となります。

本アワードでの受賞内容は次の通りです。

■データセンター部門「総合グランプリ」
受賞サービス名 白河データセンター
受賞理由 広大な敷地による十分な拡張余力と、郊外型データセンターと同等のネットワークレスポンスという2つの相反する特長の融合、また、外気と自然を生かして建屋と空調機を一体化させた標準工期型およびビルトインブロック方式の超短工期型の建築方法を併用し、需要に応じて臨機応変な棟の増設を行っていることなどが評価されました。

IDCフロンティア 白河データセンター


■運用部門「準グランプリ」
受賞サービス名 IDCフロンティア クラウド運用サービス
受賞理由 IDCFクラウドの安定したサービス品質を支える、データセンターからネットワークまでの一貫した監視・運用体制や、作業の効率化や自動化・可視化などのさまざまな取り組みおよびお客さま目線でのサービス提供などが評価されました。

運用部門の受賞者


<白河データセンターについて>
白河データセンターは、広大な敷地により随時の拡張が容易な地方型データセンターの特長と、郊外型データセンターと同等のネットワークレスポンスを併せ持つデータセンターです。ネットワークの伝送路を直線距離に極力近づける最短経路で設計し、中継ノードも可能な限り少なくすることにより、東京-白河間のレイテンシ(*1)は3.5ミリ秒前後と東京近郊に位置するデータセンターと同等の応答速度で物理的な距離に比例しない高速なネットワーク環境を提供します。

また、サーバーから出る排熱を冷やすための空調に外気を導入して効率を高め、白河の冷涼な気候も最大限活用して空調電力も大幅に低減しています。

以上


*1 レイテンシとは拠点間の通信の往復時間で単位はミリ秒(msec)で表され、一般的には拠点間の物理的な距離に比例します。

<企業情報>
【IDCフロンティアについて】(https://www.idcf.jp)
社名:株式会社IDCフロンティア(IDC Frontier Inc.)
代表者:代表取締役社長 石田 誠司
事業内容:クラウドコンピューティング事業、データセンター事業
株式会社IDCフロンティアは、Yahoo! JAPANグループのクラウドコンピューティングとデータセンター事業を担う戦略的子会社として、クラウド、ビッグデータ分析、ネットワークセキュリティ、ハウジングなどのITインフラを提供しています。国内最大規模を誇る広帯域のバックボーンネットワークと圧倒的な拡張性を持つ最新鋭のデータセンターを首都圏・東日本・西日本で展開しており、サーバーセンターからデータを集積するセンターへの変革を推し進め、お客さまの課題を解決するとともにデータが生み出す新しい価値を提供しています。

<リリースに関する報道機関からの問い合わせ先>
■IDCフロンティア 広報グループ
電話:03-4354-0155
メールアドレス:pr@idcf.jp
コーポレートブログ For Your IDCF:http://fy.idcf.jp
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