プレスリリース(2015年)

IDCフロンティア、IDCFクラウドの管理画面を日英二言語対応に

国内企業のグローバル開発体制や海外ネット企業進出での利用を促進

2015年03月19日

株式会社IDCフロンティア(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:中山 一郎、以下IDCフロンティア)は、セルフサービス型のクラウドコンピューティングサービスである「IDCFクラウド」の管理画面に機能を追加し、日英二言語対応として3月19日より提供を開始いたします。

国内企業では主要なコミュニケーションに英語を用いるエンジニアが増加しており、クラウドにおいても日英対応は必要条件となっています。また、日本に進出する海外のネット企業やオフショア開発などでは、海外クラウドは画面の応答速度やネットワークの遅延、海外へのデータ保存などの課題があり、これらを解決するインフラの選択肢として採用の拡大が見込まれます。

なお、本機能追加の概要は次の通りです。

・操作するクラウド管理画面の言語が日英二言語対応となり英語圏の利用層拡大
・言語設定はクラウド管理画面で日英表示の切り替えが可能

IDCFクラウド 管理画面の英語表示


総務省の調査(*1)によると、スマートフォンの普及率が2013 年に62.6%となるなど、タブレット端末なども含めた新たな通信端末の急速な浸透に伴い、インターネットの生活に占める割合が年々増加しています。さまざまなネットサービスの登場や利用拡大により、この分野への海外事業者の新規参入や、国内事業者においてもサービスのオフショア開発が増えています。

特に、ゲームや映像配信、またアドテクノロジーなどの分野でその動きは活発で、これらサービスの提供事業者においては、支えるインフラ基盤の選定も重要な課題です。設置場所に依存せずに利用できるのがクラウドの特長のひとつですが、海外から日本にサービスを提供するよりも、国内設置のクラウドから提供するのが通信の品質面などにおいて有利です。また、オフショア開発においては、外国人エンジニアが日本語環境を操作するのが困難なことと、現地クラウドを使うことでデータの格納が海外になり、開発現場間での異なるクラウド環境とも相まって、その利用が敬遠される要因ともなっていました。

そのような中、IDCフロンティアは、パワフルなクラウドをコンセプトに2014年10月に刷新した新たなクラウドサービス「IDCFクラウド」を提供しており、この度の機能追加でクラウドの管理画面を日英二言語対応とし、国内の外国人エンジニアや日本に進出するネットサービス事業者、また、オフショア開発企業でのクラウド採用を促進します。

IDCフロンティアは、自社でデータセンターやネットワークインフラを持つことで、多種多様なITインフラニーズにお応えし、クラウドコンピューティングやデータセンターなどの提供を通じて、ITインフラパートナーとしてお客さまの事業の成長に寄与してまいりました。今後もクラウドサービスの更なる強化・拡充を行い、お客さまのITインフラ利用に革新をもたらすサービスの提供に取り組んでまいります。

以上

*1 出展:総務省「平成26年度版 情報通信白書」(2014年7月15日)

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IDCFクラウド管理画面の言語設定


<企業情報>
【IDCフロンティアについて】(http://www.idcf.jp)
社名:株式会社IDCフロンティア(IDC Frontier Inc.)
代表者:代表取締役社長 中山 一郎
事業内容:クラウド事業、データセンター事業、ホスティング事業、IPネットワーク事業、コンサルティング、システム構築・運営、その他
株式会社IDCフロンティアは、Yahoo! JAPANグループのクラウドコンピューティングとデータセンター事業を担う戦略的子会社として、クラウド事業、データセンター事業、ホスティング事業、IPネットワーク事業、コンサルティング、システム構築・運営を事業内容とし、日本のビジネスシーンの発展と活性化を支える情報技術基盤を提供しています。長年の経験で培った高信頼データセンターを全国で運用しており、SaaS/PaaS/IaaSに代表される高付加価値サービスの開発と提供に取り組み、ビジネスユーザーのクラウドコンピューティングやオープンプラットフォームの利活用を推進しています。

<サービスに関する問い合わせ先>
■IDCフロンティア カスタマーデスク
Tel:0120-26-2725(平日9:00~17:00)
E-mail:service@idcf.jp

<リリースに関する報道機関からの問い合わせ先>
■IDCフロンティア 経営戦略本部 経営企画部
電話:03-4354-0155
メールアドレス:pr@idcf.jp
Twitter公式アカウント:idcfrontier