ピクシブ株式会社（本社：東京都渋谷区　代表取締役社長：片桐孝憲　以下ピクシブ）が運営するイラストコミュニケーションサービス「pixiv（ピクシブ）」のサーバー運用施設として、株式会社IDCフロンティア（本社：東京都新宿区　代表取締役社長：真藤 豊　以下IDCフロンティア）のデータセンターが採用されました。

pixivはイラストを通じたイラストコミュニケーションサービスとして2007年にサービス提供を開始、ユーザー数200万人を達成し、イラスト総数1,100万枚、月間ページビュー15億を数えるサービスに成長しました（2010年5月22日現在）。

　　
「絵を描くことがもっと楽しめる場」として基本的なサービスを無料で提供するため、スタートから約3年弱、運営コストの削減を目的にインフラの完全自社運営を行ってきました。しかし、急激なサイトの成長に伴い、サービスの安定性と拡張性を確保し、サービス利用者に安心してご利用いただける環境を整えるため、自社設備とデータセンター施設を組み合わせた運用体制を構築することに決定いたしました。

自社運営ではギガ単位でのトラフィックへの対応や突然の災害への対応が困難でしたが、外部データセンターを組み合わせることで、リスクを軽減し、より安定したサービスの利用環境が整うことになります。

IDCフロンティアは1600社以上の運用実績を持ち、広帯域のネットワークによる安心・安全で信頼性の高いデータセンターサービスの提供をしています。ピクシブへデータセンターサービスを提供するにあたり、常時2Gbps、従量4Gbpsの広帯域のネットワークを用意しました。これにより、大量のトラフィックをスムーズに処理し、高解像度の作品データも投稿、閲覧が快適に行える環境が用意できることになります。また、ピクシブの自社設備とデータセンターとの連携についても、豊富な経験に基づいたノウハウを提供し、構築から運用開始まで短期間でのサービス開始を実現しました。

今後pixivは、サービスの強化・改善を続け、｢絵を描くことがもっと楽しくなるような場所｣を目指し、日本から世界に向けてサービスの提供を拡大していきます。

IDCフロンティアはインターネットデータセンターとしてお客様ビジネスの安心・安全の確保に努めてまいりました。データセンター事業で蓄積したノウハウを活用し、より使いやすく、便利なITリソースやサービス提供を通じて、ピクシブ様のビジネスの成長を積極的に支援していきたいと考えております。

以上

【pixivについて】（http://www.pixiv.net）
pixivとは「お絵かきがもっと楽しめる場所を作ること」を理念に2007年に開始されたイラストコミュニケーションサービスです。イラストの投稿公開、閲覧者からの評価・タグと呼ばれるキーワード付け、お気に入りのイラストをブックマーク、イラストに対してコメントを残すなど、投稿者と閲覧者がイラストを通してコミュニケーションをとることができるのが特徴です。
そしてpixivをより楽しむためのサービスとして「ピクシブ通信」「pixivブログ」「pixivチャット」「drawr」等を提供しています。