「シェアドホスティング ウェブ」サービスの機能強化
専用サーバーを超える高い安定性を実現
2007年04月02日
インターネットデータセンターを運営するソフトバンクIDC株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:真藤 豊)は、この度、「シェアドホスティング ウェブ」サービスの機能強化を実施しました。2万円(税抜)からの価格はそのままに、専用サーバーを超える高可用性の確保、高セキュリティおよび利便性の向上を実現し、今月から販売を開始いたします。
■主な機能強化のポイント
1. データを外部ストレージに格納し、システム復旧を迅速化
IBM社製の高信頼性ブレード型サーバー「IBM BladeCenter(R)」、およびストレージサーバー「IBM Total Storage(R) DS4300」の使用により、専用サーバーを超える高可用性を実現しました。
お客様のデータやシステム情報は、サーバー内蔵のディスクでなく、SANで接続した外部のストレージ装置に格納されます。万が一、ハードウェアに障害が起きた際にも迅速にシステムを復旧することが可能な「SAN Boot」という方式を採用し、ミッションクリティカルなウェブサイトでも安心してご利用いただけます。
2. VPS(仮想専用サーバー)方式により、サーバー共有の負荷を軽減
米SWsoft社のOS仮想化ソフト「Virtuozzo」を採用し、仮想的にお客様専用のサーバー領域を作成してご提供します。これによって、お客様は他のお客様のリソース消費の影響を受けることはなく、また、ウェブアプリケーションなどの脆弱性によって発生する、ユーザー間でのセキュリティ問題のリスクも大幅に軽減されます。
3. ブラウザ上で直感的なサーバー管理が可能
コントロールパネルにおけるリーダー的存在である米SWsoft社の「Plesk」の採用により、ウェブサイトの設定変更やドメイン管理、コンテンツの修正を、従来よりも簡単に行うことができます。
今回の機能強化は、エス・アンド・アイ社と当社が技術協力を行うことによって実現しました。エス・アンド・アイ社は、日本アイ・ビー・エム社からIBM System x バリューパートナーの認定を受けており、数百社へのブレードサーバー導入実績があるシステムインテグレーターです。
当サービスの機能強化によって、これまで共有ホスティングサービスを利用する上で、多くのお客様が抱えていた不安要素を大幅に軽減します。また、サーバーの運用管理は当社が24時間365日体制で行い、インターネット接続は大容量バックボーンに直結しているため、お客様は自社でサーバーを運用するよりも安価で、高機能なウェブサイト運用が可能となります。
※記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
<会社概要>
ソフトバンクIDC株式会社
所在地:東京都新宿区四谷4-29
設立:1986年11月17日
代表者:代表取締役社長 真藤 豊
事業内容:届出電気通信事業者
データセンター事業、IPネットワーク事業、コンサルティング、システム構築・運営、その他付帯する一切の業務
ホームページ: http://www.sbidc.jp
ソフトバンクIDCは、全国9ヶ所でデータセンターを運用する国内最大級のデータセンター専業会社です。現在1,600社以上のお客様へネットワークセキュリティや運用監視を含む高品質のデータセンタソリューションを提供しています。高規格な設備に加え、65Gbpsの大容量バックボーンを有し、ISO27001およびITIL※準拠の運用フレームワークに基づいて専門技術者が24時間365日お客様機器の保守・運用・監視を行うなど高品質なマネージドサービスを特長としています。
※:ITIL:IT Infrastructure Library イギリス政府が策定した、コンピュータシステムの運用・管理業務に関する体系的なガイドライン。