プレスリリース(2017年)

IDCフロンティア、「早稲田大学IPS・北九州コンソーシアム」に参画

産学連携を推進し先進的な共同研究等を実施

2017年01月11日

株式会社IDCフロンティア(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:石田 誠司、以下IDCF)は、早稲田大学大学院情報生産システム研究科(所在地:福岡県北九州市、研究科長:吉江 修、以下 早稲田大学IPS)が1月11日に設立した「早稲田大学IPS・北九州コンソーシアム」に参画します。

「早稲田大学IPS・北九州コンソーシアム」は、産業界、自治体等と早稲田大学IPSが連携し、北九州を中心としたものづくり産業等と一体化した教育・研究環境の実現を目指すことを目的としており、国内30数社が会員企業として参画を予定しています。

IDCFは、Yahoo! JAPANグループの戦略ITインフラプロバイダーとして、クラウドコンピューティングやデータ分析プラットフォーム、データセンター事業を展開しています。福岡市には研究開発を進めるR&D拠点と、北九州市には西日本最大規模(*1)となるデータセンターを保有しており、これらを生かしてビッグデータの活用による「未来予測」をテーマにした共同研究や、コンソーシアムへの研究用ITインフラ基盤として、ディープラーニングに代表される高度なデータ解析を可能とするGPU搭載サーバーやデータセンターの提供など、本コンソーシアムでの産学連携を推し進める予定です。

■共同研究内容の例
・サイバー攻撃の予兆検知や予知
・ビッグデータ用インフラの仮想化技術
・データフローによるデータセンターの制御
・次世代のデータセキュリティ

以上

*1 西日本地域におけるデータセンター1拠点あたりの総ラック数での比較(自社調べ)。ラックはIT機器を収納する専用の棚で1ラックあたりサーバーを40~50台程度設置可能


【参考:北九州データセンターについて】
北九州データセンターは、広大な敷地へ需要に応じて1棟ごとに建設を行うモジュール方式と、商用としては国内で初めてサーバーの冷却に外気を取り入れる外気空調方式を採用した環境対応型のデータセンター群です。北九州市は地震、津波などの自然災害が発生するリスクが非常に低く、東京・大阪など首都圏に集中するシステムの移設や分散など、ディザスターリカバリーの拠点としても有利な立地にあります。

2008年に1号棟の運用を開始してから増設を進めており、2016年12月に最新となる6号棟が竣工しました。将来は最大11棟まで建設が可能で、敷地面積約39,900平方メートル、延床面積約27,800平方メートル、総ラック数は約3,340ラックとサーバー収容能力では西日本最大の規模を誇ります。

北九州データセンターの詳細は次のURLをご覧ください。
https://www.idcf.jp/datacenter/asianfrontier/

<企業情報>
【IDCフロンティアについて】(https://www.idcf.jp)
社名:株式会社IDCフロンティア(IDC Frontier Inc.)
代表者:代表取締役社長 石田 誠司
事業内容:クラウドコンピューティング事業、データセンター事業
株式会社IDCフロンティアは、Yahoo! JAPANグループのクラウドコンピューティングとデータセンター事業を担う戦略的子会社として、クラウド、ビッグデータ分析、ネットワークセキュリティ、ハウジングなどのITインフラを提供しています。国内最大規模を誇る広帯域のバックボーンネットワークと圧倒的な拡張性を持つ最新鋭のデータセンターを首都圏・東日本・西日本で展開しており、サーバーセンターからデータを集積するセンターへの変革を推し進め、お客さまの課題を解決するとともにデータが生み出す新しい価値を提供しています。

<リリースに関する報道機関からの問い合わせ先>
■IDCフロンティア 広報グループ
メールアドレス:pr@idcf.jp

<早稲田大学IPS・北九州コンソーシアムに関する問い合わせ先>
【取材に関する問い合わせ】
■早稲田大学 広報室広報課(担当:杉、小泉)
メールアドレス:koho@list.waseda.jp

【内容に関する問い合わせ】
■早稲田大学大学院情報生産システム研究科事務所(担当:苅谷、近谷、小柴)
メールアドレス:ips-consortium@list.waseda.jp