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パブリッククラウドとプライベートクラウドどうやって使い分ける?

パブリッククラウド・プライベートクラウドの違いとは?

クラウドコンピューティング(クラウド)は、サーバーやストレージ、ネットワークなどのコンピュータリソースを、いつでもどこからでも自由に利用することができるシステムです。 突発的なアクセス増やビジネスの成長に迅速かつ柔軟に対応できるようになり、ITリソースの効率的な利用や共有を行えるメリットがあります。

クラウドはパブリッククラウドとプライベートクラウドの大きく2つに分けることができます。


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「パブリッククラウド」とは、業界・業種を問わず企業もしくは個人に向けてクラウドコンピューティング環境を提供しているオープンな形態を指します。 パブリッククラウドは、専用のハードウェアなどを所有することなく、企業でも個人でも利用したい人が必要な時に必要なだけ自由にサーバーやネットワークリソースを使えるシステムです。ネットでオンライン申し込みをして、すぐにクラウドサービスを利用できます。

当社のパブリッククラウドサービス「IDCFクラウド」は、国内では先駆けとなる2009年6月から提供を開始し、自社で展開するメガスケールのデータセンター高速・大容量ネットワークに支えられています。クラウド事業者の中でも数少ない自前のデータセンターを保有し、大規模なサーバー群を運用している実績があり、それらを仮想化技術や分散処理技術により、一つの大きなクラウドコンピューティングシステムとして提供しています。

一方、「プライベートクラウド」とは、企業・組織が自社専用のクラウド環境を構築し、社内の各部署やグループ会社に提供する形態をいいます。従来の社内システムのように企業内でシステムを設計・管理できるので、柔軟なサービス設計が可能です。セキュリティ面については、独自のセキュリティポリシーを適用でき、強固なセキュリティのもと柔軟に運用することができる点も大きなメリットです。

最近の傾向としては、プライベートクラウドはさらに二分化しており、自社でインフラの構築・運用を行う「オンプレミス型(所有型)」と、資産を持たずにクラウド事業者からインフラをサービスとして提供を受ける「ホステッド型(利用型)」があります。
IDCフロンティアが提供する「プライベートクラウド」は、後者のホステッド型プライベートクラウドに該当します。

■用語解説

#プライベートクラウド

メリット・デメリットと使い分け

プライベートクラウドとパブリッククラウドにはそれぞれ特長がありますので、必要とするシステム要件や規模に合わせてクラウドの種類を選定していく必要があります。

  プライベートクラウド パブリッククラウド
  オンプレミス型 ホステッド型
導入スピード
自社内環境構築のための時間がかかる

機器購入、自社内環境構築の必要がないため短納期で利用開始

オンラインで即時導入可能
導入コスト cloud_column_public_private_photo05.png
設備投資のため、高額になりやすい。
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機器購入不要、初期費用なし。
月額定額で利用できる
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初期費用なし。使った分だけ支払う従量制。定額プランも選べる場合あり。
 運用リソース cloud_column_public_private_photo05.png
インフラの運用・管理を自社で行うので、コスト、運用負担がかかる。
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インフラの運用・管理はクラウド事業者に任せられるので、オンプレミス型に比べてコストを抑えられる。リソース使用状況等全体のキャパシティ管理は必要。
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インフラの運用・管理はクラウド事業者に任せることができ、自動フェイルオーバー機能等の障害対策もされているため、運用コストを抑えられる。
セキュリティ  cloud_column_public_private_photo03.png
独自のセキュリティ要件を満たせる。自社内にシステムを設置するため、外部からの不正アクセスの心配が少ない。
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独自のセキュリティ要件を満たすような、独立した専有環境での構築が相談できる。
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基本的にはクラウド事業者のセキュリティポリシーに従う。他のユーザーと物理的に分かれたプライベートネットワーク(VLAN)環境で安心。
柔軟性 cloud_column_public_private_photo04.png
自社の要件をすべて盛り込んだ独自のクラウド環境を構築できる。
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専有環境でシステム構築やカスタマイズも自由自在。
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CPUやメモリ、ディスクを自由に選べ、サーバ作成の自由度が高い。必要リソースによってはサービス提供外となることもある。
利用ユーザー層 大企業・組織向け 中小企業~大企業向け。数10台~100台以上の中規模システムに最適。 個人~大企業までさまざま

簡単にまとめると、パブリッククラウドサービスの多くは初期費用が無料で、導入コストをかけずに必要な時に必要なだけ ITリソースを利用できる点が最大のメリットであり、プライベートクラウドサービスはセキュアな専有環境で柔軟にシステム設計ができ、高度なセキュリティ要件を満たせたる点で優れています。

IDCフロンティアでは、560円から利用できるIaaS型パブリッククラウド「IDCFクラウド」や「プライベートクラウド」、「データセンター(コロケーション)」などサービスをご用意していますので、お客さまのご希望に沿ったインフラ選定が可能です。また、無料コンサルティングも実施していますので、個別の課題や判断に迷ったら、気軽にご相談ください。

 

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