SNI(Server Name Indication)とは、SSL/TLSの拡張仕様の1つであり、1台のサーバーで複数のSSLサーバー証明書を利用できるようになる機能です。
従来のサービス(IPベース)では、1台のサーバー(IPアドレス)につき、SSLサーバー証明書は1つしか利用できませんが、レンタルサーバー「Zenlogicホスティング」ではSNIに対応しているので、1台のサーバーで複数のSSLサーバー証明書をご利用いただけます。
また、通常アクセス(http://)とSSLアクセス(https://)で、それぞれドキュメントルートを設定可能。
さらに、当社で購入したSSLサーバー証明書だけでなく、他社で取得された証明書も使用できます。
1台のサーバーで、複数ドメインのSSLサーバー証明書を運用出来るので、サーバーごとに証明書を用意する必要がなくなり、大幅なコスト削減や運用負荷の軽減につながります。
SNIの機能に、無料で利用できるSSLサーバー証明書「標準独自SSL」「Let's Encrypt」を組み合わせれば、費用をかけずに常時SSL化に対応することが可能です。
SNIを利用すれば、取り扱う情報の内容によってSSLサーバー証明書を使い分けることが可能。ドメイン名ごとに異なる種類の証明書を利用することもできます。
さらに、レンタルサーバー「Zenlogicホスティング」なら、現在お使いの環境を変更することなくリソースをスケーラブルに拡張できるので、サーバーを引越しすることなく、複数ドメインのサイト運営への切り替えも可能です。
また、バーチャルドメインによる複数サイトの設定とSSLサーバー証明書の設定変更はコントロールパネルから行えます。