メール/FTP等各種アカウントのパスワード管理について

開設:2017年11月17日

メールアカウントやFTPアカウントに対して、お客様が【容易に推測可能なパスワード】を設定していたために迷惑メールの大量送信(メールの乗っ取り/成りすまし)やホームページの改ざん被害が多発しています。
ドメイン名の一部や、簡単な単語など、安易に推測できる メール/FTPアカウントとパスワードを設定すると、悪意のある第三者がそのアカウントとパスワードを推測利用し、お客様のサーバーへの【正常なアクセス】が可能となります。

当社では、サーバーに対する【不正アクセス】には十分な監視体制と注意を払っておりますが、このような【成りすましによる一見正常なアクセス】には、お客様にて対策を行っていただくことが必要です。

下記の対策をご確認の上、被害防止とサーバー安定稼動のためお客様でのセキュリティ対策をお願いします。

成りすましによる被害事例

メール/FTPアカウント名が簡単でかつ、パスワードに推測されやすいものを設定された場合、成りすましによる以下の問題が発生しています。

推測されやすいアカウント/パスワードの例

  • アカウント名 : test (単純な英単語のアカウント名)
  • パスワード  : 12345 (ただの数字の羅列) を設定
成りすましによる被害イメージ

被害事例

  • メールアカウント

    • 多数の迷惑メールを送信され、サーバーが高負荷になりダウンする原因となった
    • エラーメール受信のためメールの送受信が困難となった
    • 迷惑メールの送信によりお客様サーバーがブラックリストに登録され、メールが送信先に届かなくなった
  • FTPアカウント

成りすまし被害にあわないための対策

お客様環境のパソコンでの対策

ご利用のパソコンにて、下記のような項目を実施してください。

パソコンに関する対策

当社での対策

当社では、サーバー全体を守るため以下に該当する場合、成りすましと見なし、当該アカウントのパスワードを変更する対処を行う場合があります。

成りすましと見なされるケース

  • 通常ご利用ではないアクセスポイントからのアクセス
  • メールの FROM を詐称してのメール送信

該当アカウントの利用を再開する場合は、Zenlogic管理画面「コントロールパネル」から適切なパスワードに変更していただくことでご利用いただけます。