実践活用ガイド - ネットワークとインフラの構築

IDCFクラウドの複数ゾーンをプライベートコネクトで接続する方法

IDCFクラウドの同じアカウントの複数ゾーンのネットワーク同士を、プライベートコネクト(閉域網接続)を使うことでセキュアに接続することが可能です。
本マニュアルでは、東日本リージョン3のvoltゾーンとampereゾーンが有効化されている前提で、この2ゾーンのネットワークをプライベートコネクトで接続する手順を紹介します。


1. クラウドコンソールにログインし、東日本リージョン3のコンピュートのメニューより[ゾーン]をクリックします。
もし、別のリージョンが選択されている場合には、クラウドコンソール上部にて、対象のリージョンを選択します。


2. ゾーン一覧画面にて、対象のゾーン(volt、ampere)のステータスが「有効」になっていることを確認します。
もし、ステータスが「無効」となっている場合は、ステータス「無効」の上にマウスのカーソルをあわせ[有効にする]をクリックし、ゾーンの有効化を実施してください。


3. 左メニューより[ネットワーク]をクリックします。


4. ネットワーク一覧画面にて、[ネットワーク追加]をクリックします。


5. ネットワーク追加画面にて設定を入力し、最後に[ネットワークを追加する]をクリックします。
各ゾーン毎にネットワークを追加します。設定例は以下のとおりです。

ネットワーク名 ゾーン ネットワークCIDR
volt-add1 volt 192.168.0.0/24
ampere-add2 ampere 192.168.1.0/24


6. ネットワーク一覧画面にて、追加したネットワークを確認します。


7. クラウドコンソール上部の[コンピュート]をクリックし、サービス選択から[プライベートコネクト]をクリックします。


8. プライベートコネクト一覧画面にて、対象のプライベートコネクトを選択します。
デフォルト「private-connect1」をそのまま使用するか、「private-connect」をクリックして、プルダウンリストから「新しいプライベートコネクト作成」を選択します。


9. プライベートコネクト一覧画面にて、接続するネットワークのステータスの[未接続]にマウスのカーソルをあわせると[接続]に変わるので、そのまま[接続]をクリックします。


10. 「プライベートコネクトに接続しますか?」とポップアップ画面が表示されるので、[はい]をクリックします。


11. 手順8、9をそれぞれのゾーンのネットワークで実施します。

12. プライベートコネクト一覧画面にて、接続対象のネットワークのステータスが「接続」となっていることを確認します。


以上で複数ゾーンのプライベートコネクトへの接続は完了です。
プライベートコネクトを介した仮想マシンのNIC、ネットワーク設定方法については、文末の関連情報をご参照ください。

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