プレスリリース(2015年)

IDCフロンティア、インターネット回線総量で国内データセンター事業者No.1に

バックボーンネットワークを国内最大規模の630Gbpsに増強

2015年12月03日

株式会社IDCフロンティア(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:中山 一郎、以下IDCF)は、データセンターとインターネットとの接続を支える基幹回線であるバックボーンネットワークを12月1日に従来の510Gbpsから630Gbpsへ大幅に増強いたしました。

IDCFでは、2001年のデータセンターサービス開始からバックボーンネットワークの増強を段階的に続けており、10年前と比較して自社回線総量は約10倍に拡大しています。この度の増強で630Gbpsに到達し、データセンター事業者としては国内第一位(*1)の回線総量を保有することになります。

総務省の調査(*2)によると、国内のブロードバンド契約者の総ダウンロードトラフィックは2015年5月に4,439Gbpsと前年同期比で53.5%増加しており、モバイルのなかでもスマートフォンの本格的な普及や、提供事業者によるユーザーに向けたさまざまなサービスの展開により、ネットワークを流通するトラフィックは爆発的に拡大しています。

これらインターネットサービスを提供するためのサーバーは、主にデータセンター事業者に設置されており、オンラインゲームや動画・音楽配信などのリッチコンテンツ、またインターネット広告やネットショッピングなどの高速で多量のデータ処理など、データセンターにおいてもそれらを高レスポンスで配信できる能力が求められています。IDCFはこれらサービスを安定して運用するためのバックボーンネットワークの増強を継続して実施しており、国内第一位の回線総量でサービス提供事業者の要求に応えます。

IDCFは、データセンター事業を基盤としたクラウド事業の拡大を推進しており、企業がITインフラの設計や移行時にクラウドを優先して検討する「クラウドファースト」の流れに応えてまいりました。また、ビッグデータの分析プラットフォームを新たに展開し、クラウドでデータを処理するだけでなく、「データ集積地」(データも集積するセンター)となるべくビジネスモデルの変革を進めています。

今後も、事業を支える根幹であるデータセンターおよびバックボーンネットワークの増強を継続し、お客さまのITインフラ利用に革新をもたらすサービスの提供に取り組んでまいります。

以上


*1 インプレス 「データセンター完全ガイド iDCなんでもランキングmonthly(2015年12月)」 インターネット回線総量Top 20!の調査結果
*2 総務省 「我が国のインターネットにおけるトラヒックの集計・試算」(2015年9月30日)

<企業情報>
【IDCフロンティアについて】(http://www.idcf.jp)
社名:株式会社IDCフロンティア(IDC Frontier Inc.)
代表者:代表取締役社長 中山 一郎
事業内容:クラウド事業、データセンター事業、ホスティング事業、IPネットワーク事業、コンサルティング、システム構築・運営、その他
株式会社IDCフロンティアは、Yahoo! JAPANグループのクラウドコンピューティングとデータセンター事業を担う戦略的子会社として、クラウド事業、データセンター事業、ホスティング事業、IPネットワーク事業、コンサルティング、システム構築・運営を事業内容とし、日本のビジネスシーンの発展と活性化を支える情報技術基盤を提供しています。長年の経験で培った高信頼データセンターを全国で運用しており、SaaS/PaaS/IaaSに代表される高付加価値サービスの開発と提供に取り組み、ビジネスユーザーのクラウドコンピューティングやオープンプラットフォームの利活用を推進しています。

<リリースに関する報道機関からの問い合わせ先>
■IDCフロンティア 経営戦略本部 経営企画部
電話:03-4354-0155
メールアドレス:pr@idcf.jp
Twitter公式アカウント:idcfrontier
Facebookページ:https://www.facebook.com/fb.IDCFrontier