phpMyAdmin 4.9.x系インストール

掲載バージョン:phpMyAdmin 4.9.1 (2019年11月現在)

※ MySQL 5.7に対応した「phpMyAdmin 5.2.x系」は、Zenlogicの簡単インストール機能をご利用いただけます。

phpMyAdminの簡単インストール

ZenlogicにphpMyAdminをインストール/アクセスする手順をご案内します。
phpMyAdminをインストールするために、サーバーでさまざまな設定が必要です。

データベースを起動する

ZenlogicでMySQLデータベースをご利用でない場合は、バージョンを選択して初期化/起動が必要です。
データベースの初期設定

※ 設定したポート番号/パスワードは、phpMyAdminへのアクセスの際に必要になりますので、必ずメモしておいてください。

※ 掲載バージョンの推奨データベースは「MySQL 5.5以上」ですので、「MySQL 5.6」もしくは「MySQL 5.7」をご利用ください。
お客様WEBサイトのご運用に問題がない限り、「MySQL 5.7」をご利用ください。

FTPアカウントを登録する

phpMyAdminのインストール作業では、FTPでサーバーに接続する必要があります。
接続に必要なFTPアカウントを発行し、FTPソフトを設定します。

FTPアカウントの設定

FTPソフトの設定

PHPのバージョンを確認/変更する

インストールするphpMyAdminのバージョンによって、対応するPHPのバージョンが異なります。 現在のPHPバージョンをご確認いただき、対応バージョンへ変更してください。
PHPのご利用にあたって

※ お客様WEBサイトのご運用に問題がない限り、最新バージョンのPHPをご利用ください。

phpMyAdminを入手/設置する

phpMyAdminのプログラムを入手し、FTPでサーバーにアップロードします。

1phpMyAdmin 公式サイトにアクセス

phpMyAdmin公式サイトのダウンロードページから利用したいバージョンのZIPファイルをクリックします。

※本ページではバージョン「4.9.1」のインストール方法をご案内いたします。
phpMyAdmin - Bringing MySQL to the web

phpMyAdmin 公式サイトにアクセス
2解凍/設定ファイルの編集

ファイルは圧縮ファイルで提供されていますので、対応ソフトで解凍します。

※ 解凍したディレクトリ名には「phpMyAdmin-4.9.1-all-languages」のようにバージョン番号が含まれますので、「phpmyadmin」などに変更しておきます。

解凍したディレクトリ内のファイル「config.sample.inc.php」をコピーし、「config.inc.php」というファイル名で保存します。

保存した「config.inc.php」の一部を、以下のように編集します。

【変更箇所(1)】

$cfg['Servers'][$i]['host'] = 'localhost';

を以下のように変更します。

$cfg['Servers'][$i]['host'] = '127.0.0.1:(ポート番号)';

※ ポート番号は、データベースの初期化の際に設定したものです。

【変更箇所(2)】

$cfg['blowfish_secret'] = '';

を以下のように変更します。

$cfg['blowfish_secret'] = '(ランダムな文字列)';

※ ランダムな文字列は、32文字以上の半角英大文字/英小文字/数字の組み合わせで入力します。
特に法則性などはありませんので、自由に設定してください。

3サーバーへの設置

STEP2で編集した設定ファイルを含む、phpMyAdmin関連のすべてのファイル/ディレクトリを、FTPでサーバーに設置します。

注意事項

  • セキュリティ対策のため、設置ディレクトリにはアクセス制限を必ず設定してください。
    WEBアクセス制限
  • phpMyAdminを利用するたびに設置、用途が終了したらディレクトリごと削除、という運用でもセキュリティ対策になります。

phpMyAdmin へのアクセス

1Webブラウザでアクセス

設置した「phpMyAdmin」にWebブラウザでアクセスします。

【アクセス先のURLの例】

https://標準ドメイン名/設置ディレクトリ(「phpmyadmin」など)/

2ログイン情報の入力

ログイン画面が表示されたら、以下の情報でログインします。

phpMyAdmin へのアクセス

ユーザ名

root

※ すでにデータベースをご利用中で、「root」以外にユーザーを作成している場合、そのユーザー名でもログイン可能です。

パスワード

データベースの初期化/起動時に設定したパスワード

※ すでにデータベースをご利用中で、「root」以外にユーザーを作成している場合、そのユーザーに設定されたパスワードでもログイン可能です。

3ログイン完了

正しい情報でログインできれば、データベースの管理を行うための画面が表示されます。

拡張機能などを有効にする場合は、画面下部に表示されている枠に囲まれた「phpMyAdmin 環境保管領域が~」のメッセージ内の「こちら」リンクを選択します。

ログイン完了
4設定メニューの選択

「pmadbの設定」のメッセージが表示されます。
枠に囲まれた「phpmyadmin データベースを作成し~」のメッセージの「作成」リンクをクリックします。

設定メニューの選択
5環境の自動設定

画面が切り替わり、さまざまなメッセージと「OK」が表示されます。
この時点で拡張機能も有効になっており、phpMyAdminのインストールは完了です。

環境の自動設定